2020年6月10日水曜日

失語症・高次脳効能障害になった自分がリハセンの就労支援を卒業した今、思うところ

今から書くことは一個人の見解です。

 去年の4月に脳出血を起こして入院し、先月、なんとか職場に復帰しました。復帰するまでいろいろなリハビリ等を受けていたのですが、今回は先月まで受けていた、名古屋市のリハビリテーションセンターでの就労支援について書こうと思います。
 この記事を書くのは備忘録だったり文章を書く練習だったりがメインで、別に「リハセンに一言申す!」といった意図ではありません。


私の症状について

 今でも仕事や日常生活に影響のある後遺症として失語症(失読・失書)と高次脳機能障害があります。具体的には以下のような症状です。

  • 文字や文を読んで理解するのに時間がかかる
  • 電話応対など、準備なしに急に話を振られると頭がついていかず対応できない
  • 文字や文章として理解している物は記憶に残りづらい/忘れやすい (ビジュアルでの記憶は割と大丈夫)
  • 複数のことに同時に注意が払えない (メモを取りながら指示された内容に関して自分なりに考えたり、音楽を聴きながら文章を書いたり)

 今のところ、職場では様子見ということでそれほど高度な作業をしているわけでは無いので問題が出ていませんが、今後は何かしら壁にぶつかる予感がしています。


就労支援の特徴 (私の理解)

 就労支援を利用するにあたり、言われた内容は次の通り (間違てたらすみません)。
「病気を治す場所ではない。自分の障害を理解し、対処方法(代償手段)を身に着ける。周りにお願いしないと出来ないことは、それを伝えられるようになる」
 この前提に基づいて、訓練を受けて良かったことや、反省点などを書いていこうと思います。

特に良かったところ、為になったところ
  1. 症状が安定するまでの時間的猶予
     発病当初の、平仮名が全く読めなかったり、アナログ時計の読み方が分からなかったりといった状態と比べれば、就労支援に移行した時はかなり症状は改善・安定しており、あまり劇的な変化は感じられませんでした。とはいえ、色々なテストの結果を見ていると処理速度が改善されてたりしますし、自分の実感としても多少、頭はハッキリしてきているように思います。就労支援初日は説明を受けていても混乱していた記憶があります。そういう意味では、就労支援をスキップして復職するよりは多少、症状が安定してから復職できた点で良かったと思います。
     では、この若干の回復に就労支援のプログラムが何か役になったのか、と言われるとよく分からない、というのが正直な感想。「模擬職場」と呼ばれる職場を模した環境で上司役の人から与えられる指示(主に単純作業)に従って作業していただけです。こういう環境が日にち薬的に役立ったんだと思います。
  2. 仕事をする上での弱点に気づいたり、対策を身に着けられた
     単純作業に明け暮れる毎日ですが、ルーチン化した作業をこなしたり、突発的な作業をこなす中で与えられる負荷やプレッサーにより、ミスが生じます。慌てて手順書をよく読まずに作業したり、よく読んだつもりが手順書の一部をまるっきり読み飛ばしていたり。一度にアレコレ細かな指示を口頭でされると、いくつかを聞き漏らしたり。まぁ、やらかすミスは単純なので、対策は「手順書を読み飛ばさない」「書類は端から端までチェックする」「復唱確認をする」みたいな内容でしたが (だが、こんんな新入社員研修かそれ以下のことが病人には難しい!)。
     午前と午後の作業終了時に振り返りの時間が与えられるので、自分なりに対策を考えて、それに対するフィードバックをもらうことが可能です。まぁ、やらかすミスは凡ミスなので、振り返りの内容としてもそんなに高度ではないのが悲しいですが。
  3. それとなく他の人との障害の類似点や相違点がわかる
     わかった所で何かあるわけではないのですが、気分的にちょっと楽になりました。自分のように脳卒中をやらかした人もいれば、交通事故等で外傷を負った人もいれば、はたまたそれ以外の病気をした人もいたり。興味深かったのは、病気になった理由はバラバラなんですが、やらかすミスだったり、どんくさい所は皆似たり寄ったりという点。それを知った所で自分の障害が軽くなるわけではないんですが、同じような人がいるとわかっただけでも気休めになったなと思います。ここで色んな人に会ってなかたら、健常者だらけの日常生活で気分的に参ってたかもしれません。

こうやって利用すべきだったと思う反省点
  1. 単純作業以外にもこんな負荷を与えて欲しい!と言うべきだった
     利用者の方々の症状を見ていて思ったんですが、割と自分よりも症状が重い。そのせいか、まずは単純作業を指示通りにこなす事が目標に。そのせいか、あまり創造性だとか作業手順の改善とかは求められません。パソコンを使ってワードやエクセルは使いますが、ピボットテーブルが使えれば御の字な感じ。そんな感じの作業を良くも悪くも毎日用意していただけるので、自分からこうして欲しい、と言わないと与えられる作業のレベルが上がりません。月に1回くらいは聞かれはしますが、ちょっと頻度は少なめな印象......。
  2. 空き時間で勉強をすれば良かった
     1と似たような話ですが、就労支援で用意してもらえる支援には当然ながら限界があります。というのは別に就労支援が悪いわけではなく、勤め先からリハセンに対して提供できる資料には限界があったりします。幸い、訓練の時間は10:00~16:00と、一般的な就労時間と比べればかなり時間に余裕があります。この時間を勉強に充てれば、と今になって思ったりもます。幸い、仕事に復帰した今はコロナウィルスが遠因となり残業ゼロなので、空いた時間でマクロだったりGASだったりの勉強(というか忘れたものを思い出してる)をやる時間は確保できていますが......。ほかにも、時間のかかる読書などにトライしても良かった気がいます。
  3. 空き時間で運動すれば良かった
     空き時間にさほど勉強せず、何をしていたのか。それは主に家事。しかも必要最低限を超えた、余計な家事。夕飯をちょっと豪華したり、レシピ本の中で今まで作らなかった料理にチャレンジしたり、お菓子を作ったり。そんなことをしていたら10kgくらい太りました。家事をしてるから動いてると思っていたが、食事量が増えたのに対して、運動量が圧倒的に足りなかった.....

と、色々書いてきましたが、リハセンはいい経験になりました。
通ってる間はモヤモヤしたり、じれったかたりする時もありましたが。
(いや、その時のモヤモヤが結構重要か?)
もう2度とお世話にならないのが理想ですが、もしまた通うようなことがあれば次はもっと活用してやろうと思います。

2019年7月19日金曜日

2019.7.19時点での高次脳機能障害の困りごと:引き続き文字を読むのが遅い

先週と引き続き、高次脳機能障害のネタです。

相変わらず読むのが遅い。

若干、本を読む上でのストレスは許容できるようになりましたが、テレビのテロップに追い付かない。

目が追い付かないというよりはテンパる感じ。目に飛び込んできた文字があることは一瞬にして理解できるのですが、「えーと、これってなんて字だっけ??」ってやってるうちにテロップが切り替わる。

本は自分のペースで読めるのでこういうテンパりかたはしないので有難い。

あと、これは高次脳機能障害とは関係ないですが、今回の脳出血のせいで視野の右半分が欠損していうのも非常に面倒。
欠損してる部分が透明になると嬉しいんですが、分かりやすい症状はマウスカーソルを見失うこと。どうやらパッと目に入る視界は脳みそが上手いこと処理してくれるらしく、パソコンを使っている分には右半分が見えないなんて実感は無いんです。でもマウスカーソルは消える。
これに関しては高次脳と違って治らないと言われてるので受け入れていくしかないですねぇ......。

2019年7月13日土曜日

2019.7.1X時点、高次脳機能障害の状況とか、これまでの経緯。

2019.7.13時点での高次脳機能障害の困りごと:読み書きが遅い&頭の回転が鈍い

2019年4月の脳出血の影響で高次脳機能障害になってます。
何かの役に立つ情報かといえば、障害についてのモヤモヤを書くことで解消しているだけですが。

幸い、そんなに重篤な症状ではないと自分では思っています。
今日時点で困っている症状は大きく2つ。

  1. 読み書きが遅い
  2. 頭の回転が鈍い
日に日に改善してはいるのですが、まだまだ本調子には程遠い。

1. については、映画の字幕が目で追えないレベル。半分くらい読んだらもう切り替わります。あと、病気の症状なのかわかりませんが、読んでる途中にテンパる。そのせいでワタワタしてるうちに字幕が終わる。
他にも、本を読むのが遅いし、音読してる時も必死で追わざるを得ない。発症する前だったら声に出してる言葉の数文字前を目で追ってたのに。

2. については、本を読んだりしてても「で、何が言いたいの?」が分からない。人の話を聞いてても、話があっちやこっちに飛ぶと「で、何の話がしたいの?」がわからない。

以上の二点が仕事をするうえで問題に感じている部分。
日常生活をする分にはなんとかなるんだけどなぁ。

細かい所で言えば、両目の視野の右半分が見えてないのも問題ではあるのだけれど。しかもそのせいかタイピングしててもどうも右半分の指の位置が分からない。

このネタについてはリハビリを兼ね継続して書いてこうと思います。

2019年6月22日土曜日

病気になった件

原因は未だにわからないままなんですが、脳出血を起こして入院中です。

ある程度、回復してる途中ではあるのですが、高次脳機能障害と失語症ってなりました。

既に高次脳機能障害になった方や、その家族が本や漫画を描いてたりするので、今更僕が書くことはないのかもしれませんが、自分のための記録も兼ねてEvernoteに色々書いてはあります。

またもう少し落ち着いたら続きを書いていこうと思います。

2018年11月21日水曜日

我が家にスマートリモコンがやってきた

Nature Remoを購入。
思ったよりちっっちぇえ!

見た目のオサレさと、スマホアプリの使いやすさのおかげで妻からの評判も上々。

とりあえず扇風機とエアコンは自動で動くようにはしたが、本当にやりたいのはLED照明の自動調光なのでGoogle Home miniとトロードフリ ブリッジの投入が待たれる。

2017年7月24日月曜日

個人的 資格試験の勉強法ver1.0

昨年から資格試験を受験しているので現時点で個人的に捗ると思っている勉強方法を書いてみる。なお、僕はまともに勉強したのはセンター試験の前までくらいで、それ以降は勉強らしい勉強というのをあまりやっていないのでそういう前提で読んでいただきたい。

  • とにかく過去問を解く
     いきなりは難しいかもしれないが、これをやらないことには意味がない。現時点でうまくメリットを言えないので今後実感してきたら書き直したい。
  • 解けるジャンルを徹底的に解き、解けないジャンルは段階的に取り組んでいく。
     間違ってもいきなり特定の年度の過去問を通しで解こうとしてはいけない。心が折れる。
     ここで言いたいことは例えば燃焼計算が得意なら、過去何年分かの過去問のうち、燃焼計算の部分だけを抜き出して徹底的に解きまくるべきということ。解きまくることでそのジャンルの正答率を上げることが目的だが、得意分野から攻めることで心が折れることを防ぐ。
     得意ならそもそもやらなくても.....という気持ちになるにはなるのだが、あえて解ける問題から解くことで勉強そのものへの苦手意識がなくせると思っている。行動分析学的に言っても、「まず勉強に着手する」→「正解する快楽を覚える」という流れを作ったほうが「勉強に着手する」という行動が好子出現によって強化されやすいように思う。
     解けないジャンルについてはやみくもに手を出すとひたすら心が折れるだけなので避けたい。必ず1ジャンルずつ取り組み、確実に解ける手ごたえを感じた時点で次のジャンルに進みたい。
  • ジャンルを書き出し、クリアしたらチェックする
     ゲームのスキルツリーのように、試験範囲のジャンルを書き出す。過去問を解いて、身についたと感じたジャンルについてはチェックを入れていく。そうすることで達成感が味わえるし、試験範囲のどこまで網羅できているかわかりやすい。
     また、ジャンルがツリー上に整理されているとどの順で勉強していくかの指針も立てやすい。
以上の方法は試験まで期間的に余裕がないケースは想定していない。
今後も勉強していて修正点が出てきたら都度、見直しを行いたい。