2023年3月15日水曜日

育休メモ 約1か月目

確実に収入が減るとか、その期間の業務上の成果はゼロなので業務への影響は分かりつつも、個人的に妻と極力同じ経験をしたかったので育休を取得してみた。

育休を開始して約1か月で思うところ。

  • 誕生~里帰りまでの妻との育児スキルの差が思ってたよりデカい。が、妻側には説明している余力も無いので怒られても、失敗をしても場数を踏んで身に着ける。
  • 滅茶苦茶よく寝て、雑音でも起きないイージーモードと思われる赤ちゃんが相手でも3時間おきに2時間程度しか時間が無い。
  • 夫婦共にまとまった時間寝ないとストレスMAXでもめ易くなる。(育児だけに限らないが)不眠で思考力が低下してると休む/寝るの判断もできない。頭がまともな方が無理やり寝るよう説得する。

もう少し赤ちゃんがまとまった時間寝るようになると勉強とかの時間もできるのかもしれないけど、今のところリスキリングとかやってる余裕無いですね。普通に赤ちゃんの世話と、各種手続きで余裕がない。近くに協力的な親族がいたとしても、丸投げできる訳ではないので意外と自由時間が出来ない。

2021年12月12日日曜日

ロルフ・ドベリ氏のNews Dietを1カ月続けてみた。

先日、NewsDietという本を読んで試し試し始めたという記事を書いた。

あれから1カ月くらいたった今の感想としては継続してみる価値はあると感じている。iPhoneのスクリーンタイムでも10~20%くらいは減っているので何かしら閲覧時間の減少で効果もあるだろうと思う。


全てがこの本の影響とは思っていないが、それなりにメリットを感じている。

メリットと感じている点

  • 家の中の雑用をする元気が出る
    ネット記事を見て過ごしてた時間が丸々手持無沙汰になるので家事やら先延ばししてた手続きをし始めた。
  • 仕事中に精神的な余裕を感じる
    あくまで感覚的な話ですが。
デメリットと感じる点は今は無い。ただ、以下の点は継続的に確認したい。
  • 重要なニュースを見落として何かとんでもない損をしないか
    天災は自分も一緒に被災するだろうし、事件・事故ならサイレンなどで気づくだろうと思うのでそんなに心配はしていない。が、万が一があると思うので。
  • 夫婦間の情報共有不足
    夫婦間でコミュニケーションをしている時間よりも仕事をしている時間の方が長いので、長期的に考えがズレないか元々心配をしていたのでSlackを使って気になった記事やニュースを共有する生活をしていた。NewsDietを始めてからも何かしらのきっかけで目に飛び込んできた重要ニュースは投げるようにはしているけど、こちらから投げる情報が劇的に減った。この長期的な影響がちょっと心配。
メリットでもデメリットでもない点
  • 睡眠の質は上がった?と思たが気のせいだった
    MiBandで毎日計測してる睡眠スコアがNewsDiet開始から2週間くらいで良くなったので「ひょっとして?」と思ったが、ここ2,3日非常に悪いので多分関係ない。
  • 雑用をする元気は出るがデカめ・長めのタスクは先延ばし
    まぁ、これは雑務をやる元気があるならタスクを分解するとかすればきっと解決するだろうと。今までは雑用すら億劫だったので。

ということで、NewsDietを1カ月試してみた感触としては悪くない印象。
来年も継続していきたいと思う。



最後に、現時点でNews Dietのつもりでやったこと、やめたことを書いておく。
  • ニュースフィードは全部消した
  • Twitterは消しはしないが、iPhoneのホーム画面からはすぐアクセスできないようにフォルダの2枚目にしまった
  • その他、気象系のニュースなども含めてiPhoneのホームに直接置かないようにし、必ずフォルダ内におさめる
  • iPhoneの通知はほぼ全部OFF。バッジも表示しない。通知もさせない。
  • 余計なメールマガジンも片っ端から解約
  • テレビも原則、見ない。
  • とはいえ、家族がつけているテレビは今まで通りつけっぱなし。自分が見ないようにするだけ。ただ、話題の都合で一緒に見るものもある。

「それ、ちゃうやん」って突っ込みもあるかもしれないけど。

2021年11月28日日曜日

ロルフ・ドベリ氏のNews Dietを試し始めた

 非常に雑な言い方をすると「(TVに限らずネット記事も含め)ニュースを見るのをやめてしまえ」という本。

元々、仕事でも「アレも見ろ」「コレも見ろ」「ありとあらゆるものに注意を払え」的なことを言われていて、でも別に目は通すもののほとんど記憶にないというのも体験していた。いや、自分だけでなく、どうも周りのひともそうだったらしいと聞いてますます「ニュース」を浴びて何の意味が??? となっていたので非常にすんなり読めた。


なるほどな、と思った点

  • この1年で、どれくらいのニュースを覚えている?
  • そのニュースのうち、何か行動が変わるようなものはどれくらいあった?
  • それは積極的に毎日情報を取りにいかないと得られなかった?
そんなような質問事項があった。なるほど、と思った。たしかに今年を振り返ってみてコロナに関するニュースを含めて色々な情報を積極的にとりに行ったが、大事な情報はだいたい国やら企業やらを通じてやってきた。自主的に取りに行く情報は速報性が高い分、怪しい情報も多かった。そして、今年一年を振り返って記憶に残っているのはそういうニュースよりもオーディオブックを含む本で仕入れた知識な気がする。本で仕入れた知識は結構活用していると思う。料理本を含めて。

とりあえず試すことにした

ドベリさんの話は面白かったが、デメリットもあるような気がしたのでとりあえず1カ月試して様子を見てみることにした。今日でちょうど15日目になる。ちなみにiPhoneのスクリーンタイム上で見るとNews Dietを始める前は1日に平均で4時間ほどスマホをいじっていた。その使い道トップ5はTwitter、Youtube、Chrome、Kindle、Torello。News Diet開始後は1日平均3時間ほど。使い道はChrome、Trello、オーディオブック、Kindle、リマインダーといた感じ。

現時点で感じるところ

別にこれが100% News Dietの効果だとは思わないが、なんとなく以下のような変化は感じる。
  1. 家事が捗る (仕事はそんなに....)
  2. 落ち着いて考える余裕が出来た気がする
  3. なんとなく、睡眠の質も上がった気がする(MiBandのデータを見る感じだと)
  4. ニュースを知らずに損した感じは特にない
  5. 音楽を聴く時間が増えた(良いか悪いかは知らん)


まぁ、これでようやく半月なので1か月後にも続けようと思うのか、それとも元通りにするのか、それともその中間を探るのか様子見中である。
今のところは習慣化しても良い気がしている。

2021年11月15日月曜日

ようやくギトギトのレンジフードを簡単に掃除できるようになった

セスキ + 普通の洗剤 + 水 を適当に(1:1:1くらい?)混ぜて、こすると良い感じだ。


今まで水、お湯、洗剤、重曹などいろんな量や組み合わせで試したけど、これが今のところ一番良い感じだ。

水やお湯だけだと油、洗剤だけだと落ち切らないし、重曹はレンジフードからは剥がれるけどガム状の物ができるので、結局それを掃除するのに苦労した。セスキもガム状の物体はできるけど、重曹よりは柔らかくて落としやすい。

2021年11月14日日曜日

最近読んだ本、読んでる本、次に読もうかと思ってる本について

 読むと言っても基本、オーディオブックとか、電子書籍をiPhoneに音読させてるだけだけど。


最近読んだ本

News Diet   ロルフ・ドベリ

ニュースなんて読んでもしょーもないよ。どうせ覚えてないし、生活も変わらない。それより本でも読んだら? 的な感じの内容だった。元々、仕事でも結構な量の社内ニュース的なのを読まされ、別に読んだからと言って仕事に反映させる余力もなく消耗していたし、日常生活でもテレビを見ていて無駄に時間だけが過ぎてゆく虚しさを痛感していたのでスッと耳に入ってきた。とはいえ、これは本書で触れられていた「利用可能性ヒューリスティック」だとも思うので注意はしたいと思った。
本書を参考に早速、昨日からニュース断ちを試している。本当に立てているかはiPhoneのスクリーンタイムである程度は確認出来るだろう。ここ1ヶ月のデータを見ると利用率トップのアプリはTwitterで、週にだいたい5〜7時間も使っている。まぁ、Twitterを見なくなれば数値に現れるだろう。それより気になるのはニュース断ちすると思考とかメンタルに良い影響があるのか、ということだ。1ヶ月やれ、と言ってるのでまず1ヶ月やってみる。そのメリットとデメリットの出し方は明日から考えようと思っている。

最近読んでいる本

3行で撃つ 近藤康太郎

仕事では事情を短文化して記録することを求められ始め、プライベートでもこの間ラジオにお便りを送ることになったので文章の書き方を改めて勉強したくなり読み始めた本。
オッサンのガチっぽい部分とか、ちょっと気持ち悪さは感じるが、全体としては読んでいて面白い。
が、まだとりあえずざっと聴いてるだけなのでなんともいえない感じ。こうやって文章を書く習慣をとりあえずつけ始めようとは思った。上手に書くのはその後にしようと思う。他にもやりたいことはたくさんあるので。



次に読もうかと思ってる本

手にとるようにNLPがわかる本 加藤聖龍

最近身の回りの人のメンタルがイマイチな気がするので何かしたいんだけど、気の利いたことも言えない…..というか言わなくて良いことを言いそうになるのでまず人との接し方について学べたら、と思った。ので、以前セールだった時に積読しといたのを引っ張り出そうと思っている。
中途半端に病気をして、後遺症が残った自分はどうしても健常者の悩みについて非常に冷たい。が、それは自分に対して向けるべき考えであって、人に面と向かって言い放って良いことではない。まぁ、結果的に悩んでも解決できない困りごとは逃げるか、克服するか、受け入れるしかないとは思うけど…….。
ということで、まず手持ちの本をサラサラっと読んで次で、NLPがざっくり分かるだけでこのモヤモヤは解決するのか、それともNLPを真面目に知る必要があるのか、それともNLPじゃない何かが必要なのか知れればと思ってる。3行で撃つ、は読みかけだけど、今はこっちの方が大切だと思ってる。


とりあえず備忘録?を兼ねてざっと書いた。
気が向いたら追加とかするかも。






2020年6月10日水曜日

失語症・高次脳効能障害になった自分がリハセンの就労支援を卒業した今、思うところ

今から書くことは一個人の見解です。

 去年の4月に脳出血を起こして入院し、先月、なんとか職場に復帰しました。復帰するまでいろいろなリハビリ等を受けていたのですが、今回は先月まで受けていた、名古屋市のリハビリテーションセンターでの就労支援について書こうと思います。
 この記事を書くのは備忘録だったり文章を書く練習だったりがメインで、別に「リハセンに一言申す!」といった意図ではありません。


私の症状について

 今でも仕事や日常生活に影響のある後遺症として失語症(失読・失書)と高次脳機能障害があります。具体的には以下のような症状です。

  • 文字や文を読んで理解するのに時間がかかる
  • 電話応対など、準備なしに急に話を振られると頭がついていかず対応できない
  • 文字や文章として理解している物は記憶に残りづらい/忘れやすい (ビジュアルでの記憶は割と大丈夫)
  • 複数のことに同時に注意が払えない (メモを取りながら指示された内容に関して自分なりに考えたり、音楽を聴きながら文章を書いたり)

 今のところ、職場では様子見ということでそれほど高度な作業をしているわけでは無いので問題が出ていませんが、今後は何かしら壁にぶつかる予感がしています。


就労支援の特徴 (私の理解)

 就労支援を利用するにあたり、言われた内容は次の通り (間違てたらすみません)。
「病気を治す場所ではない。自分の障害を理解し、対処方法(代償手段)を身に着ける。周りにお願いしないと出来ないことは、それを伝えられるようになる」
 この前提に基づいて、訓練を受けて良かったことや、反省点などを書いていこうと思います。

特に良かったところ、為になったところ
  1. 症状が安定するまでの時間的猶予
     発病当初の、平仮名が全く読めなかったり、アナログ時計の読み方が分からなかったりといった状態と比べれば、就労支援に移行した時はかなり症状は改善・安定しており、あまり劇的な変化は感じられませんでした。とはいえ、色々なテストの結果を見ていると処理速度が改善されてたりしますし、自分の実感としても多少、頭はハッキリしてきているように思います。就労支援初日は説明を受けていても混乱していた記憶があります。そういう意味では、就労支援をスキップして復職するよりは多少、症状が安定してから復職できた点で良かったと思います。
     では、この若干の回復に就労支援のプログラムが何か役になったのか、と言われるとよく分からない、というのが正直な感想。「模擬職場」と呼ばれる職場を模した環境で上司役の人から与えられる指示(主に単純作業)に従って作業していただけです。こういう環境が日にち薬的に役立ったんだと思います。
  2. 仕事をする上での弱点に気づいたり、対策を身に着けられた
     単純作業に明け暮れる毎日ですが、ルーチン化した作業をこなしたり、突発的な作業をこなす中で与えられる負荷やプレッサーにより、ミスが生じます。慌てて手順書をよく読まずに作業したり、よく読んだつもりが手順書の一部をまるっきり読み飛ばしていたり。一度にアレコレ細かな指示を口頭でされると、いくつかを聞き漏らしたり。まぁ、やらかすミスは単純なので、対策は「手順書を読み飛ばさない」「書類は端から端までチェックする」「復唱確認をする」みたいな内容でしたが (だが、こんんな新入社員研修かそれ以下のことが病人には難しい!)。
     午前と午後の作業終了時に振り返りの時間が与えられるので、自分なりに対策を考えて、それに対するフィードバックをもらうことが可能です。まぁ、やらかすミスは凡ミスなので、振り返りの内容としてもそんなに高度ではないのが悲しいですが。
  3. それとなく他の人との障害の類似点や相違点がわかる
     わかった所で何かあるわけではないのですが、気分的にちょっと楽になりました。自分のように脳卒中をやらかした人もいれば、交通事故等で外傷を負った人もいれば、はたまたそれ以外の病気をした人もいたり。興味深かったのは、病気になった理由はバラバラなんですが、やらかすミスだったり、どんくさい所は皆似たり寄ったりという点。それを知った所で自分の障害が軽くなるわけではないんですが、同じような人がいるとわかっただけでも気休めになったなと思います。ここで色んな人に会ってなかたら、健常者だらけの日常生活で気分的に参ってたかもしれません。

こうやって利用すべきだったと思う反省点
  1. 単純作業以外にもこんな負荷を与えて欲しい!と言うべきだった
     利用者の方々の症状を見ていて思ったんですが、割と自分よりも症状が重い。そのせいか、まずは単純作業を指示通りにこなす事が目標に。そのせいか、あまり創造性だとか作業手順の改善とかは求められません。パソコンを使ってワードやエクセルは使いますが、ピボットテーブルが使えれば御の字な感じ。そんな感じの作業を良くも悪くも毎日用意していただけるので、自分からこうして欲しい、と言わないと与えられる作業のレベルが上がりません。月に1回くらいは聞かれはしますが、ちょっと頻度は少なめな印象......。
  2. 空き時間で勉強をすれば良かった
     1と似たような話ですが、就労支援で用意してもらえる支援には当然ながら限界があります。というのは別に就労支援が悪いわけではなく、勤め先からリハセンに対して提供できる資料には限界があったりします。幸い、訓練の時間は10:00~16:00と、一般的な就労時間と比べればかなり時間に余裕があります。この時間を勉強に充てれば、と今になって思ったりもます。幸い、仕事に復帰した今はコロナウィルスが遠因となり残業ゼロなので、空いた時間でマクロだったりGASだったりの勉強(というか忘れたものを思い出してる)をやる時間は確保できていますが......。ほかにも、時間のかかる読書などにトライしても良かった気がいます。
  3. 空き時間で運動すれば良かった
     空き時間にさほど勉強せず、何をしていたのか。それは主に家事。しかも必要最低限を超えた、余計な家事。夕飯をちょっと豪華したり、レシピ本の中で今まで作らなかった料理にチャレンジしたり、お菓子を作ったり。そんなことをしていたら10kgくらい太りました。家事をしてるから動いてると思っていたが、食事量が増えたのに対して、運動量が圧倒的に足りなかった.....

と、色々書いてきましたが、リハセンはいい経験になりました。
通ってる間はモヤモヤしたり、じれったかたりする時もありましたが。
(いや、その時のモヤモヤが結構重要か?)
もう2度とお世話にならないのが理想ですが、もしまた通うようなことがあれば次はもっと活用してやろうと思います。

2019年7月19日金曜日

2019.7.19時点での高次脳機能障害の困りごと:引き続き文字を読むのが遅い

先週と引き続き、高次脳機能障害のネタです。

相変わらず読むのが遅い。

若干、本を読む上でのストレスは許容できるようになりましたが、テレビのテロップに追い付かない。

目が追い付かないというよりはテンパる感じ。目に飛び込んできた文字があることは一瞬にして理解できるのですが、「えーと、これってなんて字だっけ??」ってやってるうちにテロップが切り替わる。

本は自分のペースで読めるのでこういうテンパりかたはしないので有難い。

あと、これは高次脳機能障害とは関係ないですが、今回の脳出血のせいで視野の右半分が欠損していうのも非常に面倒。
欠損してる部分が透明になると嬉しいんですが、分かりやすい症状はマウスカーソルを見失うこと。どうやらパッと目に入る視界は脳みそが上手いこと処理してくれるらしく、パソコンを使っている分には右半分が見えないなんて実感は無いんです。でもマウスカーソルは消える。
これに関しては高次脳と違って治らないと言われてるので受け入れていくしかないですねぇ......。